ピックルボールのネット|高さの規格と、代用できるか
ピックルボールのネットの高さは中央86.4cm・両端91.4cm。この記事では公式規格と、テニス・バドミントンのネットで代用できるかを整理しました。掲載430施設のうち常設ネットは28件しかなく、可搬式が主流である実情もまとめています。
公開 2026-08-22 4分で読めます
中央86.4cm、両端(ポスト側)91.4cm。 これがピックルボールのネットの規格です。
中央がわずかに低くなっているのが特徴で、これはネットが自重でたわむのではなく、規格としてそう決まっています。
規格の数字
| 位置 | 高さ |
|---|---|
| 中央 | 86.4cm(34インチ) |
| 両端 | 91.4cm(36インチ) |
| ネットの幅 | 6.1m(20フィート)以上 |
コートの幅は6.1m(ダブルス・シングルス共通)です。コート全体の寸法はコートのサイズにまとめています。
他競技のネットで代用できるか
| 競技 | 中央の高さ | ピックルボールとの差 |
|---|---|---|
| ピックルボール | 86.4cm | — |
| テニス | 91.4cm | 5cm高い |
| バドミントン | 152.4cm | まったく違う |
| ソフトバレー | 競技により可変 | 下げられれば近づく |
テニスのネットは5cm高く、そのままでは規格外です。 ただし練習で打つだけなら大きな支障はありません。試合形式でやるなら合わせてください。
バドミントンのネットは高さが違いすぎて、まったく別の競技になります。
テニスコートを借りてピックルボールをする場合、多くの施設が可搬式のネットを別に用意しています。 テニスのネットを下げるのではなく、上に別のネットを立てる形です。
常設ネットは少ない
掲載している430施設のうち、**常設ネットがあると確認できたのは28件(6.5%)**にとどまります。常設のラインがあるのも43件(10.0%)です。
| 施設数 | 割合 | |
|---|---|---|
| 常設ネットあり | 28 | 6.5% |
| 常設ラインあり | 43 | 10.0% |
| 専用コート | 47 | 10.9% |
| テニスコート転用 | 59 | 13.7% |
| 公共体育館 | 99 | 23.0% |
つまり大半の施設は、その都度ネットを立てています。 体育館の一般開放やテニスコート転用が主流だからです。
自分でネットを買うかどうかを考える前に、行く施設が用意してくれるかを確認するほうが早いです。
自分で買う場合
- 高さが86.4cm/91.4cmに合わせられるか
- 幅6.1m以上あるか
- 持ち運ぶなら重さと収納サイズ
- 屋外で使うなら風で倒れない自立性
価格帯は8,000円台から40,000円程度まで幅があります。持ち運ぶ前提なら重さが効いてくるので、数字を確認してください。
よくある質問
なぜ中央だけ低いのですか
規格としてそう定められています。中央を通す球のほうがわずかに通しやすくなり、ネット際の展開が生まれやすくなります。
テニスコートでネットを下げてもいいですか
施設の許可が必要です。テニスネットの高さ調整は設備を触ることになるので、勝手に変えないでください。多くの施設は可搬式ネットを別に用意しています。
家の庭でできますか
ネットとラインがあれば可能です。ただしコート全体で13.41m×6.1m必要で、周囲の余地も要ります。コートの作り方にまとめています。
この記事の数字について
規格の数値は競技の公式ルールに基づきます。施設数は、各施設の公式サイト・自治体の公式ページで確認して掲載しているデータ(2026年8月21日時点・430施設)から集計しています。全体は全国のピックルボール施設データにあります。