パドルの持ち方|握り方で変わること
ピックルボールのパドルの持ち方を、コンチネンタルグリップを基本に整理しました。テニス経験者が最初につまずく点、握りの強さ、グリップの太さの合わせ方までまとめています。
公開 2026-08-24 4分で読めます
基本はコンチネンタルグリップ。 包丁を持つように、パドルの面が地面に垂直になる握りです。
この握り1つで、フォアもバックもボレーもサーブも打てます。持ち替えないで済むのが最大の利点です。
コンチネンタルグリップとは
パドルを地面に垂直に立て、その柄を上から握る形です。握手をするような角度と説明されることもあります。
| 握り | 特徴 | 向き不向き |
|---|---|---|
| コンチネンタル | 面が地面に垂直。持ち替え不要 | 基本。まずこれ |
| イースタン | フォアが強くなる | バックで面が寝る |
| ウエスタン | 強い回転がかかる | ネット際で使いにくい |
ピックルボールはコートが狭く、球が返ってくる間隔が短い競技です。テニスのように持ち替えている時間がありません。だから持ち替えないで済むコンチネンタルが基本になります。
テニス経験者がつまずく点
テニスをやっていた人ほど、フォアで厚く握ってしまう傾向があります。
テニスならそれで強い球が打てますが、ピックルボールではネット際のバックが間に合いません。ネット際の攻防で不利になります。
前の競技の癖が出るのは自然なことです。ただしこの競技はネット際が中心なので、持ち替えない握りのほうが結果的に速く動けます。
握りの強さ
強く握らないことのほうが重要です。
- 力むと面がぶれる
- ディンク(ネット際の低い打ち合い)で球が浮く
- 手首と肘に負担がかかる
目安は「振っても飛んでいかない程度の、いちばん弱い力」。10段階なら3〜4です。
ネット際の打ち合いでは特に、握りを緩めるほど球が止まります。
グリップの太さを合わせる
握り方が正しくても、太さが合っていないと力が入りません。
- 握ったとき、指と手のひらの間に指1本分の隙間があるのが目安
- 太すぎる → 手首を痛めやすい
- 細すぎる → 力んで握ってしまう
細い場合はグリップテープを巻いて調整できます。巻くと数g重くなるので、重さぎりぎりで選んでいる場合は考慮してください。
試してから決める
握りの感覚は、実際に振らないと分かりません。
444施設のうち254施設(57.2%)がパドルを貸し出しています。 うち62施設は無料です。体験会をやっている192施設では、教えてもらいながら握りを直せます。
- 面が地面に垂直になる握りになっているか
- フォアとバックで持ち替えていないか
- 力みすぎていないか(10段階で3〜4)
- 指1本分の隙間があるか
よくある質問
両手打ちでもいいですか
バックハンドを両手で打つ人もいます。禁止ではありません。ただしネット際で届く範囲が狭くなるため、片手のほうが有利な場面が多くなります。
左利き用のパドルはありますか
グリップに左右の区別はありません。そのまま使えます。
握りを変えると一時的に下手になりますか
なります。ただし数回で慣れます。早い段階で直したほうが、あとから直すより楽です。
この記事の数字について
施設数は、各施設の公式サイト・自治体の公式ページで確認して掲載しているデータ(2026年8月22日時点・444施設)から集計しています。全体は全国のピックルボール施設データにあります。