パドルの重さとサイズ|規格と、体感が変わる境目
ピックルボールのパドルの重さとサイズの規格を整理しました。7.3ozと8.0ozで何が変わるか、テニス経験者とバドミントン経験者で感じ方が違う理由、借りて確かめる方法までまとめています。
公開 2026-08-22 4分で読めます
重さの目安は7.3〜8.0oz(約210〜225g)。 この15gの差が、実際に振ると想像よりはっきり出ます。
サイズには上限の規格があり、重さには規格がありません。
サイズの規格
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 長さ+幅の合計 | 60.96cm(24インチ)以内 |
| 長さ | 43.18cm(17インチ)以内 |
| 厚み | 規定なし |
| 重さ | 規定なし |
長さと幅の合計に上限があるのが特徴です。細長くすれば長くできますが、その分幅が狭くなります。
重さに規格はありません。 メーカーが自由に設計できるため、選ぶ側が決める必要があります。
重さで何が変わるか
| 重さ | 傾向 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 〜7.3oz(〜207g) | 振り抜きが速い。球威は出にくい | 腕や肩に不安がある/速い展開が好き |
| 7.3〜8.0oz | 中間。最初はここから | 判断がつかない場合 |
| 8.0oz〜(226g〜) | 球威が出る。振り遅れやすい | 力に自信がある/飛ばしたい |
前にやっていた競技で感じ方が変わります。
- テニス経験者 → 「軽すぎる」と感じることが多い
- バドミントン経験者 → 「重い」と感じることが多い
同じ8.0ozでも、人によって評価が逆になります。だから他人のレビューが当てになりません。
数字を読んでも決まりません。10gの差は、持った状態では分からず、振ると分かります。 一度借りて振ってから決めるのが確実です。
厚みも効く
重さと並んで体感差が大きいのがコア(芯材)の厚みです。
| 厚み | 傾向 |
|---|---|
| 16mm前後 | コントロール寄り。ミスが減る |
| 13mm前後 | パワー寄り。弾く |
初めての1本は16mm前後が扱いやすいです。
借りて確かめる
**430施設のうち252施設(58.6%)**がパドルを貸し出しています。うち62施設は無料です。
体験会をやっている179施設では、複数のパドルを触らせてもらえることもあります。
- 実際に振って重さを確かめたか
- 前にやっていた競技を考慮したか
- 厚みは16mm前後か(初めてなら)
- グリップを握って指1本分の隙間があるか
- 大会に出るなら認証はあるか
よくある質問
重いほうが上達しますか
しません。振り遅れるほど重いと、フォームが崩れます。振り切れる範囲で選んでください。
グリップテープを巻くと重さは変わりますか
変わります。1枚で数g増えます。重さぎりぎりで選んでいる場合は考慮してください。
途中で重さを変えてもいいですか
構いません。むしろ最初の1本は中間から入り、続けるうちに自分の偏りが分かってから2本目で寄せるのが自然な流れです。
サイズが大きいほど有利ですか
規格の上限内で面を広げるとスイートスポットは広がりますが、そのぶん空気抵抗が増えて振りにくくなります。トレードオフです。
この記事の数字について
規格の数値は競技の公式ルールに基づきます。施設数は、各施設の公式サイト・自治体の公式ページで確認して掲載しているデータ(2026年8月21日時点・430施設)から集計しています。全体は全国のピックルボール施設データにあります。