ダブルスの位置取り|2人でどう動くか
ピックルボールのダブルスで、どこに立ちどう動くかを整理しました。前に出るタイミング、2人の距離、サーブ側と返す側の違いまで、初心者がまず覚える形をまとめています。
公開 2026-09-01 4分で読めます
2人は横に並び、同じタイミングで動きます。 これがピックルボールのダブルスの基本です。
テニスのように前衛・後衛で分かれません。2人が同じ線上にいるのが強い形です。
目指すのはキッチンライン
ダブルスの目的は単純で、2人ともキッチンラインまで前に出ることです。
前に出た側が有利になります。ネット際で低く打ち合う展開(ディンク)に持ち込めるからで、後ろに下がったままだと角度をつけられて振り回されます。
| 位置 | 有利不利 |
|---|---|
| 2人ともキッチンライン | 最も有利 |
| 1人だけ前、1人が後ろ | 最も不利。間を抜かれる |
| 2人とも後ろ | 守りに回るが、まだ戻せる |
最悪なのは前後がずれること。 2人の間にできた空間に打たれると、どちらも届きません。「一緒に前へ、一緒に後ろへ」が原則です。
いつ前に出るか
いきなり出られません。2バウンドルールがあるからです。
- サーブはワンバウンドしてから返す
- その返球もワンバウンドしてから打つ
- そのあとからノーバウンドで打てる
つまりサーブ側は、3球目を打ってから前に出ることになります。この3球目をどう打つかが、ダブルスの分かれ目です。
→ 用語集:ダブルスバウンス(2バウンドルール) / 用語集:サードショットドロップ
サーブ側と返す側
| 有利な点 | やること | |
|---|---|---|
| 返す側 | 先に前に出られる | 返球したらすぐキッチンラインへ |
| サーブ側 | 得点できるのはサーブ側だけ | 3球目で前に出る隙を作る |
返す側のほうが前に出やすいのが、この競技の特徴です。サーブが強い競技ではありません。
サーブ側は3球目で、相手の足元に落ちる柔らかい球(ドロップ)を打って前に出るか、速い球(ドライブ)で押し込んでから出るかを選びます。
2人の距離
手を伸ばして届くくらいが目安です。離れすぎると間を抜かれ、近すぎると外を抜かれます。
相手が右に振ったら2人とも右へ、左なら2人とも左へ。ロープでつながっているつもりで動くと形が崩れません。
- パートナーと前後がずれていないか
- 2バウンドしてから前に出ているか
- 2人の距離は手を伸ばして届くくらいか
- 相手の位置に合わせて2人で動いているか
教わったほうが早い
位置取りは、言葉より実際に立ってみるほうが早く分かります。
193施設(43.4%)が初心者体験会を、131施設(29.4%)がレッスンをやっています。1人で参加できる場所も多くあります。
→ 初心者体験会のある施設 / レッスンのある施設
よくある質問
前衛・後衛は決めないのですか
決めません。2人とも同じ動きをします。テニスの雁行陣とは考え方が違います。
得点はどちらが取れますか
サーブ側だけです。返す側は得点できず、サーブ権を取り返すことを目指します。詳しくはスコアの数え方にあります。
上手い人と組むときはどう動けばいいですか
自分の側を守り、前後をずらさないことに集中してください。取れる球を取るより、形を崩さないほうが貢献になります。
シングルスとは動きが違いますか
まったく違います。シングルスは走る量が増え、コートの使い方も変わります。シングルスのルールにまとめています。
この記事の数字について
ルールの内容は競技の公式ルールに基づきます。施設数は、各施設の公式サイト・自治体の公式ページで確認して掲載しているデータ(2026年8月26日時点・445施設)から集計しています。全体は全国のピックルボール施設データにあります。